神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第165回 (2016/7/1)

ジュクチラシ165

神楽坂大學講座
第165回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
庚申塔と筑土八幡神社
語り手 : 齋藤 成蹊(さいとう しげみち)さん(筑土八幡神社 宮司)

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■ 庚申塔は、庚申(かのえさる)の日に一晩中寝ないで夜を明かす庚申待(こうしんまち)に由来する塔です。
■ 通常庚申塔は、青面金剛(しょうめんこんごう)や「見ざる・言わざる ・聞かざる」の3匹の猿を刻んだものが多いが、筑土八幡神社の庚申塔は、雌雄2匹の猿に桃の実を配した大変珍しいもので、縁結びの神・交通守護の神としても古くから人々に信仰されてきました。
■ 筑土八幡神社は、今から1200年ほど前に、武蔵国豊嶋郡牛込の里に大変熱心に八幡神を信仰する翁の夢に神霊が現れ、「われ、汝が信心に感じ跡をたれん」と言われたので、翁は不思議に思い、目をさますとすぐに身を清めて拝もうと井戸のそばへ行ったところ、かたわらの一本の松の樹の上に細長い旗のような雲がたなびいて、雲の中から白鳩が現われて松のこずえにとまった。翁はこのことを里人に語り、神霊の現れたもうたことを知り、すぐに注連縄(しめなわ)をゆいまわしてその松を祀った。その後、伝教大師がこの地を訪れた時、この由を聞いて神像を彫刻し祠に祀った。
その時に筑紫の宇佐の宮土をもとめて礎としたので、筑土八幡神社と名付けられたといわれています。
■ 今回は、筑土八幡神社の宮司 齋藤成蹊さんをお迎えし、庚申塔や庚申信仰とともに、筑土八幡神社の歴史についても語っていただきます。
■ 皆様のご参加をお待ちしています。

2016年7月1日(金)夜19時~21時
◇開催日時
高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
◇場  所
20名
◇定  員
活動への支援寄付金として 一般1000円。
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
◇参加費
神楽坂発まちづくり・すまいづくり
NPO法人 「粋なまちづくり倶楽部」
◇主  催
神楽坂まちづくりの会
◇共  催
NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」塾事務局
℡ 050-3558-6260
ikimachi.setsumei@gmail.com
https://ikimachi.net/
◇お問い合わせ