≫まち案内 −浴衣でコンシェルジェ−
新米ボランティアの「ゆかたでコンシェルジェ」初体験記!!
2006.07.26(水) 27(木) 文:まちこ
待ってましたの快晴!!からっとした空気に青空がよく映える。浴衣姿で坂をくだると知らないひとからじろじろ見られる。あろうことか『今日、お祭りじゃないよねー』などとも言われてしまいちょっと落ち込む。そして毘沙門さまに行くもお知り合いさまが居ない。嗚呼どうしようと焦りつつも端っこで座ってました。
←コンシェルジェ受付
街案内へ行きましょう!!→
暮れなずむ神楽坂、と同時に町のひとたちもボランティアのかたがたも続々やってこられます。ほっとして受付で何をするか指示を仰いで不器用にお手伝い。久々のお天気だったので早い時間からたくさんのひと、ひと、ひと。浴衣姿の女の子が随分増えたなぁと感心。着付けも大盛況で、綺麗に着付けしてもらったお嬢さんたちは非常に涼しげでした。可愛いなぁ。仕事できないくせにアナウンスをやってしまうわたし。ベテラン勢の仕事できるっぷりに見惚れて感嘆したり、写真の見本が自分だったことに落ち込んだり(フレームはとっても可愛いのですが…)
「次コンシェルジェ・ツアーのサブ付いて!」と言われてガクブルしたり。初めてのコンシェルジェ・ツアーサブ。案内人はボランティア期待の星、イケメン若人さまでした。彼はきちんと浴衣を着こなし、且つ所作も非常に美しい御方です。参加者さんは留学生のかたがたで視点や観点が違うので興味深かったです。彼等は既に少し神楽坂を探索されていたようで『この道、さっき来たとき行き止まりだったんですけど』などと言われてしまう。いや絶対そんなことはないはずだ!と思いつつも、なんといってもわたくしツアーに出る前に“アナタが迷わないでよ!”とマネージャー様に言われてしまうくらいの方向音痴なので自信が無い。それでも『ダイジョブです、ダイジョブです』と自分に言い聞かせるが如く口に出す。かなり笑われてしまったが無事に行き止まることなく通過。その瞬間『ほらね!』と言うと白い目で見られる。そんなこんなで初サブ終了。気が付いたら下駄がぼろぼろでショックでしたが楽しかったです。
27日は2回サブに付かせてもらったのですが案内人のおねぇさんの説明にサブのくせに爆笑したり感嘆したりしていました。いい迷惑だったと思います。御免なさい。(でも案内人さんはそれぞれ説明や話し方が異なっていてすごく楽しめたのですよ〜)そしてこんな私に質問をしてくださる参加者さん。それなのに何ひとつまともに答えられない自分に絶望しました。唯一ボランティア活動のみしどろもどろでしたが答えられました。ボランティア活動に興味を持ってくださるかたがけっこういらっしゃったので嬉しかったです。
そんなこんなでお祭りは終わりました。なんだか読み返すと自分のことしか書けていないのですが、何せ初めての体験づくしで自身のことで精一杯の記憶がばかりで全然周囲のことが殆ど書けていないのが申し訳ないです。
←毘沙門天前のほおずきの露天
境内は、ビアガーデンとして開放中→
今年の神楽坂まつり・ほおずき市は梅雨でじめじめした空気を吹き飛ばす素敵なイベントでした。神楽坂という和と洋、古き時代と新しき時代が美しく混在する町は、やはり写真ではなく実際に歩いてもらって知っていただきたいと思います。案内が終わって大通りに出ると、あれ自分は何処からやってきたんだっけ?という軽い眩暈に襲われます。お祭りのぼんやりとした優しい灯りが出迎えてくれるあの瞬間はなかなか味わえないものです。
コンシェルジェスタッフ記念写真☆
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