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第18回志らく四季の会 冬の部

一番手は粗忽噺「堀の内」のらく太さん。幕開けで型通りにきっちりと話すことは、とても難しい前座さんの修行だと思います。登場人物ごとの表情にもう少し変化が出れば、もっと面白い噺家さんに。

続いて志ら乃さんで、「だくだく」というあまりお馴染みでないネタ。「〜のつもり生活」は狭いわが家でもやっています。脳天気な八五郎と新米泥棒の掛け合いに熱がこもりました。最後は志ら乃さんの額から汗が…だくだく。

志らく師匠登場です。「源平盛衰記」はいろいろな噺家さんが独自の工夫でやられていますが、さすがはスーパー破天荒落語です。歌謡曲、映画からスポーツまでの現代世相がドッサリ織り込まれて、爆笑長講一席に会場は沸き上がりました。

中入りの後は志らく師の二席目「寝床」。多くの昭和の名人たちも十八番にしていた、古典落語の名作といえる噺です。終始笑いの渦が巻き起こりますが、見せ場はやはり怒った旦那がご機嫌を直すところでしょうか。義太夫を語りたくて仕方のない本音と、簡単に説得になびくのも気恥ずかしいという気持ちを、旦那一人を演じながら巧みに表現してくれました。

ニュースでは北国は大荒れの吹雪、神楽坂も北風が冷たい一日でした。家路を急ぐ皆さんも、笑いで温まった体を冷やさないようにとお考えなのでしょうか。

文 : 神楽坂がん子


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