神楽坂 アーカイブズ

粋まちアーカイブズチーム神楽坂・・・変わりましたよ。昔の縁日には、こっちから向こうまで通れなかったくらいよ。お酌さんたちもたくさんいましたからね。きれいだったわよ。それに、なんといっても昔は情緒がありましたね。神楽坂は江戸開府以来、いやさらに遡れば牛込氏が城をきづいた16世紀半ば以来の時間が、いたるところに息づいています。その豊富な時間を少しでも把握しようと、われわれは今年、6月から活動を開始しました。今のところメンバーは会員4名(男3名、女1名)で、郷土史研究家でもある水野正雄さんから昭和10年代のまちの様子、千月のご主人で東京神楽坂組合理事長渋谷信一郎さんや元芸妓稗田君子さんから花柳界の歴史を伺って文章化しています。先の言葉はその聞き取りの一部です。聞き取りすべき人、調べるべきこと、写真の撮影などなど、やるべきことは無限にあります。興味のある人、手伝ってもいいなと思われる方は是非仲間になって下さい。メンバーの構成上、女性大歓迎です。(文責 寺田 弘)

 アーカイブズチームでは、次号発刊に向けての様々な編集企画が予定されています。その一つが横寺町の鳥居秀敏さんのお話です。鳥居家は明治文壇を代表する小説家、尾崎紅葉の大家さんのお家柄として知られています。お住まいの地域に関する執筆活動の他、あらゆる分野の地図を研究されていて、旧街道やフォッサマグナを踏破されたという経歴をお持ちです。今回は「袖摺坂はどこ?」という、身近で興味深いテーマを中心に語っていただきます。
第1集2007『まちの想い出をたどって』(¥300)は、福屋、山下漆器店、楽山、助六など主要なお店や文悠堂、芳進堂などの書店にも置かれ、好評のうちに販売が続いています。是非一度手にとってご覧下さい。
なお、メンバーは男性4名、女性2名で月1度定例学習会を行っております。チームでは聴き取り、テープ起こし、撮影など多くの作業を必要としていて、神楽坂、街の歴史などに関心をお持ちの方の参加を期待しております。どうぞ仲間になって下さい。

「まちの想い出をたどって」 第2集  好評発売中!!  -¥300-

アーカイブズチームでは、「まちの想い出をたどって」第2集を
発行致しました。
□神楽坂の百年を語ろう
□袖摺坂って本当はどの坂?
□江戸名所図会のなかの神楽坂
その他多彩な内容でのお届けです。
福屋、山下漆器店等主要なお店や神楽坂文悠、飯田橋ラムラ芳進堂 などの書店にて好評発売中。是非一度手にとってご覧下さい。

なお、アーカイブズメンバーは男性5名、女性4名で月1度定例学習会を行っております。
チームでは聴き取り、テープ起こし、撮影など多くの作業を必要としていて、神楽坂、街の歴史などに関心をお持ちの方の参加を期待しております。どうぞ仲間になって下さい。

 


2007.12.19

この度、聞き取りを中心に活動していたアーカイブスチームの成果がまとまり『まちの想い出をたどって』第1集 2007を発行いたしました。10月中旬に1000部発売して、今残部が250部といったように好評のうちに販売が続いています。


内容は88歳の郷土史研究家の水野正雄さんの「神楽坂を語る」、座談会「肴町よもやま話」、特別企画として東京神楽坂組合理事長渋谷信一郎さんの「花柳界今昔」、エッセイ「神楽坂花柳界にも幇間が活躍していた!」などです。福屋、山下漆器店、楽山、助六など主要なお店や文悠堂、芳進堂などの書店にも置かれています。
是非一度手にとってご覧下さい。

 なおメンバーは男性4名、女性2名で月1度定例学習会を行っております。聞き書きやテープ起こし、神楽坂に関心をもっておられる方など興味ある方の参加を期待しております。どうぞ仲間になって下さい。