投稿者「ikimachiAdmin140816」のアーカイブ

神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第110回 (111007)

  NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」主催 
   第110回神楽坂まちづくり・住まいづくり塾
よもやま話シリーズ第77話        
見る楽しみ、見せる楽しみ「すべては遊び心から」
語り手:U.G.サトーさんグラフィックデザイナー/矢来町在住)                       
■ここ3年間、毎年お正月明けから街のあちこちに貼られた『神楽坂伝統芸能』イベント・ポスターの、神楽坂の地形を暗示した「かぐらざか」のロゴ――ご記憶の方も多いのでは?
このポスターをデザインしたのが、明治の初め、お爺さんの代から矢来町に住む、根っからの”神楽坂人“、グラフィックデザイナーのU.G.サトーさんです。
■1975年、矢来町のご自宅にデザインファームを設立。以来、国内外で数々の個展、著名な企画展で作品を発表。世界の名だたるビエンナーレで数々の金賞を受賞するなど、世界的に高い評価を受ける、神楽坂を代表するアーティストです。
■今回は、U.G.サトーさんに、「徳川300年の穏やかさが今も人々の気持ちに残っている」と感じる神楽坂の魅力、そして、30年以上に及ぶ創作活動について、お話しいただきます。 もちろん、素敵な作品の数々のご紹介も。 作品展に出かける気分で、奮ってご参加ください。     記                                             
◇開催日時 平成23年10月7日(金)夜19時~21時
◇場  所 高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室     
      ・新宿区矢来町104
      最寄り駅:東西線神楽坂駅 徒歩2分 牛込神楽坂駅 徒歩10分 
◇参加費(支援金)活動への支援寄付金として 一般1000円。学生500円
◇主  催  NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」
◇お問い合わせ NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」塾事務局
        ℡ 03-3260-6260
   (新宿区西五軒町3-18-103 山下馨建築アトリエ内/担当:山下 馨)
        ikimachi@syoutengai-web.net
※「粋なまちづくり倶楽部」は、東京都の認証をうけ、まちづくり・すまいづくりに関するNPO法人として活動しております。
https://ikimachi.net/

神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第109回 (110902)

   NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」主催 
   第109回神楽坂まちづくり・住まいづくり塾
      よもやま話シリーズ第76話         
    「神楽坂の魅力について」
  語り手:吉原 敬典さん(目白大学経営学科 教授)                       
■大型台風6号が関東地方をそれたさる7月21日(木)の神楽坂まつり・ほおずき市は多くの人出でにぎわいました。毘沙門天境内の子供縁日コーナーのスーパーボールすくい、金魚すくい、ヨーヨー釣りで今年も活躍したのがハッピ姿も凛々しい男女30名の目白大学の学生さんたち。
■今回の講師はその学生さんを率いて陣頭指揮をされていた吉原教授です。
先生のご専門は「ホスピタリティ・マネジメント、ヒューマンリソースマネジメント」で、「組織関係者がヨコに連繋して、共に何かを創造するマネジメント」のあり方を研究しておられます。
授業は先生と学生の双方向のキャッチボール、つまりライブがモットーとか。
8年前から学生とともに神楽坂まつりに参加しているのも、それらマネジメント理論の実践でしょうか?
■ホスピタリティ、ヒューマンリソースといった観点からの神楽坂に関する興味深いお話が聞けそうす。一般人に限らず学生さんの参加も期待しています。
皆様奮ってご参加ください。
                                                    
               記
 
◇開催日時    平成23年9月2日(金)夜19時~21時
◇場  所    高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室     
        ・新宿区矢来町104
         最寄り駅:東西線神楽坂駅 徒歩2分
         都営大江戸線牛込神楽坂駅 徒歩10分 ◇参加費(支援金)活動への支援寄付金として一般1000円。学生500円。
    (※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動の
ための費用に充当させていただきます。)
◇主  催  神楽坂発まちづくり・すまいづくりNPO法人
      「粋なまちづくり倶楽部」
◇お問い合わせ NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」塾事務局
         ℡ 03-3260-6260
   (新宿区西五軒町3-18-103 山下馨建築アトリエ内/担当:山下 馨)
        ikimachi@syoutengai-web.net

神楽坂 花柳界入門 第1回 (060225)

第1回 神楽坂料亭主人と芸者さんから教わる“花柳界入門” 2006.02.25(土)

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 2月25日、毘沙門天善国寺にて「花柳界入門講座」が開かれました。予定人数を大幅に上回る大盛況ぶりで若い人からお年寄りまで様々な人の参加がありました。お座敷講座ということでしょうか素敵なお着物で観覧している方も多く目にした今回の講座ですが、サプライズゲストとして新宿区長、中山弘子氏がお忙しい中いらしてくれました。またNHK、朝日新聞といったメディアも多く入っており、各方面からも注目されていたことが伺えます。そのような中花柳界独特の文化について楽しんだひとときでした。

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 まず粋なまちづくり倶楽部、副理事長日置圭子さんによる「花柳界とはどういうもの?」「花柳界から日本文化について教えてもらう」という今回の趣旨の説明の後、東京神楽坂組合理事長であり70年続く料亭「神楽坂 千月」のご主人澁谷信一郎氏のお話からスタートです。「花柳界の歴史・芸妓の歴史・花柳界の仕組み」について詳しく楽しく解説がありました。また初めて料亭に行く方法の説明は皆さん興味深い内容だったのではないでしょうか。

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 その後は神楽坂芸妓さんによる踊りのご披露がありました。夏栄さんの小唄とぼたんさんのお三味線に合わせて、真由美さんと琴乃さんが素敵な踊りにお客様も拍手喝采でした。琴乃さんは黒の正装のお着物で出演してくれました。踊りの後は芸妓さんによる質問コーナーでこれもまた大盛り上がりで続々と質問が寄せられていました。その中に「花柳界に今入りたい人はどのくらいいますか?現状はどうですか?」というものがありました。近年は若い人の希望が増えているようです。現状としてはそういった新しい芸者さんが活躍していますが、かつて昭和30年代には約80軒の料亭に200名以上の芸妓衆がいた神楽坂。それが現在は9軒の料亭に約30名だそうです。澁谷さん曰く「花柳界が好きだからこれからも料亭をずっと続けて行きたい。」とお話してくれました。

神楽坂の底力の一つとしての花柳界です。また東京都内に残る数少ない花柳界を神楽坂では守っていかなければその本当の魅力を保ち続けることはできないと強く感じました。そして、日本人がいつまでも忘れずにいたい伝統の文化、“おもてなしの心”“しつらえの作法”を次代に伝えることにつながることだと思います。