神楽坂大學講座
第170回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾 神楽坂よもやま話シリーズ 第137話
伝統工芸の美「組紐」を知る
語り手 : 道明三保子(どうみょう みほこ)さん
神楽坂にて組紐文化研究所主宰。文化学園大学(旧文化女子大学)名誉教授。文化女子大学教授、 文化学園服飾博物館学芸室長、放送大学客員教授などを務めた。現在、平山郁夫シルクロード美術館 理事、大日本蚕糸会評議員。平成24年度蚕糸功績賞受賞。
著作は共著『アジアの風土と服飾文化』、 監修『すぐわかる染め・織りの見分け方』など。
■ いまも着物の帯締めや羽織紐にその美と技が活かされている組紐。
日本の組紐は、絹の特性をよく活かし、組み方の種類の豊富さ、幅広い用途、格調高い工芸美などにおいて、世界に類のない輝かしい歴史を古代から築いてきました。
常に実用性と審美性をそなえ、時代に即して新たな用途を生み出し、それに合わせて技術やデザインを開発し、宗教・儀礼・芸能・服飾・調度などの諸分野とも深く関わっています。
■ 今回は、組紐教室や講演を通じて、日本独特の伝統工芸である組紐の研究普及に努める道明三保子さんに、組紐の歴史・技術等を、貴重な作品の鑑賞も交えながらお話いただきます。
組紐の実演・体験の時間も予定しています。
■ 和の伝統が色濃く残る神楽坂で、日本が誇る組紐の美の世界に触れてみませんか?
■ 皆様のご参加をお待ちしています。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
NPO法人 「粋なまちづくり倶楽部」
℡ 050-3558-6260
ikimachi.setsumei@gmail.com
https://ikimachi.net/
神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第169回 (2016/11/15)
神楽坂大學講座
第169回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第136話
新宿の地場産業の染色について
~ 新宿の染の歴史 ~
語り手 : 工藤 博 さん (模様師<新宿ものづくりマイスター・新宿区染色協議会 常任幹事>)
■ 日本における染色の3大産地は、京都・金沢・ 東京です。
■ その東京の中で、新宿の染色は大正の中頃、 神田川の瀬尾竜に目をつけた染色業者が、 高田馬場に工場を新設。そこを独立した職人 がさらに川の流れを遡った場所に染工場を 開いたのが草分けです。
■ 東京では「模様師」と言い、新宿の地場産業 には13業種があります。 今回は、この13業種の説明のほかに…
○ 染色体験があります。
絹・糸目・友禅を予定。30分程度。
当日ご参加で、ご希望の方に体験して いただけます。(無料)
■ 皆様のご参加をお待ちしています。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第168回 (2016/10/7)
神楽坂大學講座
第168回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第135話
友禅染めとはなに?
~ 染色にたずさわる者として ~
語り手 : 多田 昌子 さん
(手描き友禅師 ・ 本願寺僧徒)
詳細PDF
■ 昨今、「友禅」ということばさえ忘れられつつありますが、友禅染めを中心に、“きもの文化”
の奥深さに魅了されている者としては、惜しまれてなりません。
■ めまぐるしく変化する現代に於いては、カルチャーとしての力しかなくなっているかと嘆く
ものの、それでも日本人としてきものにまつわる“きもの文化”を捨てがたいものと考えて
います。
■ “きもの文化”といっても、きものを着るということのみではありません。
白生地(しろきじ)を織ること(織る以前に蚕を飼い糸を紡ぐこと・染めること・仕立てること)。儀礼、
作法、きものが育てた習慣・習俗等、尽きることのない伝承の醍醐味があります。
■ 友禅染めの起源、友禅染めの技法、きものの再生、用途としてのきもの、芸術品としてのきもの…、話は尽きません。
■ 皆様のご参加をお待ちしています。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
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℡ 050-3558-6260
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第167回 (2016/9/9)
神楽坂大學講座
第167回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第134話
ジェイン・ジェイコブスの目で見た神楽坂
~ 日本の大都市の死と生 ~
語り手 : 鈴木 俊治 さん
(NPO法人 粋なまちづくり倶楽部 副理事長)
■ 今年2016年は、アメリカやカナダで活躍し世界に大きな影響を与えた都市社会ジャーナリスト・活動家のジェイン・ジェイコブスの生誕100年にあたります。
■ 彼女が1961年に著した「アメリカ大都市の死と生 The Death and Life of Great
American Cities」には、都市に活力を与える4原則が示されており、今日改めて見直されています。
■ ジェインの目には神楽坂はどのように映るのでしょうか?それを踏まえた神楽坂のまちづくりの方向性は?歴史的かつ今日的な視点で考えます。
■ 皆様のご参加をお待ちしています。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
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℡ 050-3558-6260
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第166回 (2016/8/5)
神楽坂大學講座
第166回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第133話
和菓子を知る 日本の四季の彩と形「梅花亭」の和菓子づくり
語り手 : 井上 豪(いのうえ たけし)さん
(神楽坂 梅花亭 代表/新宿区ものづくりマイスター認定「技の名匠」全国和菓子協会「選・和菓子職」認定「優秀和菓子職」/厚生労働省認定「一級菓子製造技能士」)
■ 1935年(昭和10年)新宿の淀橋十二社にて創業の「梅花亭」は、戦後池袋にて営業再開。その後有楽町での支店展開など業容を拡大していくものの、「地域のお客さまに支えられてこそ永く商売していけるのではないか?」という思いから、街巡りを経て行き着いたのがここ神楽坂。
最初は支店としての開業でしたが、その後本店機能と工場の移転を果たして、名実共に「神楽坂 梅花亭」として、いまや地元の方々にも来街者にも大人気の和菓子店です。
■ 「安心安全、観て楽しく食べておいしい和菓子を」をモットーに、職人による手作業にこだわり「活きた和菓子」を目指す井上さんは、「世界をみても、これだけ細かく造形をこらして文化風習に沿ったスイーツはありません」とおっしゃいます。
■ 今回は、井上さんの和菓子作りの実演も挟みながら、梅花亭の歴史と和菓子作り、そして神楽坂への熱い思いをお話いただきます。
■ 皆様のご参加をお待ちしています。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第165回 (2016/7/1)
神楽坂大學講座
第165回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
庚申塔と筑土八幡神社
語り手 : 齋藤 成蹊(さいとう しげみち)さん(筑土八幡神社 宮司)
■ 庚申塔は、庚申(かのえさる)の日に一晩中寝ないで夜を明かす庚申待(こうしんまち)に由来する塔です。
■ 通常庚申塔は、青面金剛(しょうめんこんごう)や「見ざる・言わざる ・聞かざる」の3匹の猿を刻んだものが多いが、筑土八幡神社の庚申塔は、雌雄2匹の猿に桃の実を配した大変珍しいもので、縁結びの神・交通守護の神としても古くから人々に信仰されてきました。
■ 筑土八幡神社は、今から1200年ほど前に、武蔵国豊嶋郡牛込の里に大変熱心に八幡神を信仰する翁の夢に神霊が現れ、「われ、汝が信心に感じ跡をたれん」と言われたので、翁は不思議に思い、目をさますとすぐに身を清めて拝もうと井戸のそばへ行ったところ、かたわらの一本の松の樹の上に細長い旗のような雲がたなびいて、雲の中から白鳩が現われて松のこずえにとまった。翁はこのことを里人に語り、神霊の現れたもうたことを知り、すぐに注連縄(しめなわ)をゆいまわしてその松を祀った。その後、伝教大師がこの地を訪れた時、この由を聞いて神像を彫刻し祠に祀った。
その時に筑紫の宇佐の宮土をもとめて礎としたので、筑土八幡神社と名付けられたといわれています。
■ 今回は、筑土八幡神社の宮司 齋藤成蹊さんをお迎えし、庚申塔や庚申信仰とともに、筑土八幡神社の歴史についても語っていただきます。
■ 皆様のご参加をお待ちしています。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第164回 (2016/6/3)
神楽坂大學講座
第164回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第131話
建築家 高橋博氏の人と仕事
アユミギャラリー・一水寮の
歴史とこれからの展望
語り手 : 鈴木 惇子
すずき あつこ
さん(アユミギャラリー オーナー)
■ 神楽坂通りに長く変わらず佇むアユミギャラリーの建物。その洋館風建築(登録有形文化財)は、鈴木さんの父上である、建築家高橋博氏により、昭和28年、高橋建築事務所のアトリエとして建てられました。
■ 高橋氏が建築事務所をやめてからしばらくした昭和59年に、鈴木さんとご主人の建築家鈴木喜一氏が、一階をアユミギャラリーとして使い始めました。また横寺町には、やはり高橋氏が昭和22年に建てた自宅と、初めは大工さんの寮であった一水寮(ともに登録有形文化財)というアパートがあります。
■ 高橋博氏は、明治35年に山口県で生まれ、大正末期から昭和初期にかけて、イギリスのロンドンで建築を学んだ、当時としては珍しい経歴の建築家でした。
■ このアユミギャラリーの建物と、神楽坂に残された建築のことを中心に、高橋博氏の人と仕事をお話いただくとともに、今後の展望についても語っていただきます。
■ ご参加をお待ちしております。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第163回 (2016/5/13)
神楽坂大學講座
第163回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第130話
伝統と格式を身近に気楽に 「矢来能楽堂」の歴史とチャレンジ
語り手 : 芝田裕之 しばたひろゆき
さん(公益財団法人観世九皐会)
■ 昭和5年、神楽坂の端っこ矢来町に観世九皐会の舞台として建てられた矢来能楽堂は、戦災で焼失するも昭和27年その跡地での再建を経て、約86年この地に息づいてきました。平成23年には国の登録有形文化財にも指定されています。
■ 最近では、まちあるきの方など見学者も増え、歴史ある建築物としての知名度も上がってきましたが、まだまだ地元の方にも馴染がないようです。能楽(能と狂言を合わせたもの)は難しい、敷居が高いとイメージされている方も多いことでしょう。そこで、矢来能楽堂では、初心者の方にも能楽により親しんでいただけるよう、様々な公演やイベントを催し、普及に力を入れてきました。
■ 今回は、観世九皐会の事務方として公演や運営に携わる立場から、初めての方でもお分かりいただけるよう、「能楽について」「矢来能楽堂について」「矢来能楽堂の取り組み」についてお話ししたいと思います。
ご参加をお待ちしております。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第162回 (2016/4/1)
神楽坂大學講座
第162回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第129話
神楽坂発ベンチャー!
芸術団体支援の“新しいかたち”
語り手 : 榑松大剛(くれまつひろたか)さん
(ロングランプランニング株式会社 Confetti(カンフェティ)代表取締役)
■ “カンフェティ”でチケットを購入したことはありませんか? 実はカンフェティの運営会社ロングランプランニングは、毘沙門天裏手の袋町にあるのです。2004年、世田谷の6畳一間のアパートから立ち上げたベンチャーは、「芸術団体の支援」を主業務として事業を拡大。「神楽坂発の新しいかたち」を目指して活動中です。
■ 主な業務は「広告」「チケット販売」「印刷・デザイン」「チラシ折込・配布」「旅行」。どれも芸術団体の要望を叶えた自慢の事業ですが、その中でも特に芸術団体の悩みが深く大きいチケット販売のビジネスモデルは画期的で、要注目です。
■ さらに、「2020東京オリンピック」「インバウンド」「少子高齢化」「新幹線開業」「消費税」「神楽坂」をキーワードに、今後の展開は熱く広がります。
■ 早稲田中学・高校・大学、法政大学大学院、NEC勤務、そして神楽坂―40歳の若き経営者が語る“起業奮闘記”。神楽坂の新しいパワーを感じること間違いなし!です。
ふるってご参加ください。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
NPO法人 「粋なまちづくり倶楽部」
℡ 050-3558-6260
ikimachi.setsumei@gmail.com
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神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第161回 (2016/3/4)
神楽坂大學講座
第161回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾
神楽坂よもやま話シリーズ 第128話
「神楽坂の歴史」 シリーズ第六回
花柳界のお父さんに教わる 神楽坂花柳界今昔
語り手 : 澁谷 信一郎 さん
(東京神楽坂組合会長/料亭「千月」主人)
■ 平成13年から昨年までの14年間、料亭と芸者さんの組合である「東京神楽坂組合」理事長
を務め、いまは組合会長として神楽坂花柳界を支え続ける澁谷信一郎さん。
花柳界の”お父さん“と慕われる澁谷信一郎さんは、料亭の息子として生まれ、戦中戦後から現在までの神楽坂花柳界を隅から隅まで知り尽くした神楽坂の達人です。
■ また、自ら包丁を握る料理人として数々の政財界人をもてなしてきた老舗料亭「千月」の
ご主人でもあります。
■ 今回はそんな澁谷さんに、花柳界の歴史、芸妓の歴史、花柳界の仕組みなどについて
お話しを伺います。
浅草・向島・赤坂・京都など各地の花街とも広く交友関係をもち、文学や邦楽などにも造詣が深い澁谷さん。その豊富な経験と教養に裏付けられたお話しを、江戸っ子のテンポ良い語り口で、ユーモアたっぷり、縦横無尽に展開していただきます。
■ 花柳界の基礎知識を得るとともに、その奥深さに触れる機会になれば幸いです。
ふるってご参加ください。
(新宿区矢来町104)
最寄り駅:東西線「神楽坂」(アユミギャラリー斜め前)
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
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℡ 050-3558-6260
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