投稿者「ikimachiKikuchi」のアーカイブ
神楽坂まちづくり・住まいづくり塾 第144回 (140808)
第144回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾 神楽坂よもやま話シリーズ 第111話 『粋なまちづくりとわたし』 語り手 : 鈴木 俊治さん (粋なまちづくり倶楽部 副理事長、ハーツ環境デザイン 代表) 詳細PDF |
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■鈴木さんが神楽坂のまちづくりに関わりはじめたのは、NPO法人粋なまちづくり倶楽部が誕生した直後、2003年頃。以来、このまちの魅力にとりつかれ、主に都市計画の分野を中心に、住民の方々や大学関係、神楽坂ファンのみなさんと一緒に活動してきました。 ■今回は、外の目あるいは都市プランナーの目でみた神楽坂の都市・建築としての魅力や価値、そして近年新しく始めたコラボレーション型のまちづくり活動として、「車いすでも楽しめる神楽坂歩き」、「神楽坂発 東北復興支援」などについてお話しします。 ■ 皆さま奮ってご参加下さい。 |
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◇開催日時 | 2014年8月8日(金)夜19時~21時 |
◇場 所 | 高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室 ・新宿区矢来町104 最寄り駅:東西線神楽坂駅 徒歩2分 都営大江戸線牛込神楽坂駅 徒歩10分 |
◇参加費 (支援金) |
活動への支援寄付金として 一般1000円。学生500円。 (※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。) |
◇主 催 | 神楽坂発まちづくり・すまいづくり NPO法人 「粋なまちづくり倶楽部」 |
◇共 催 | 神楽坂まちづくりの会 |
◇お問い合わせ | NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」塾事務局 ℡ 03-3260-6260 (東京都新宿区赤城元町3-5-202 山下馨建築アトリエ内/担当:山下 馨) ikimachi@syoutengai-web.net |
保護中: 粋なまちづくりニュース No.38 2014年8月号
神楽坂まちづくり・住まいづくり塾 第143回 (140704)
第143回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾 神楽坂よもやま話シリーズ 第110話 『エパタ教会 旧会堂をめぐって』 語り手 : 亀岡 顕さん(エパタ教会牧師) 詳細PDF |
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■ エパタ教会は、日本基督教団に属するプロテスタントの教会です。矢来町にある小さな教会ですが、その歴史は古く、戦前にまでさかのぼります。昭和32年に竣工した旧会堂は、老朽化のため取り壊され、現在は新しい建物になっていますが、旧会堂は神楽坂地区の登録有形文化財の候補にもなった由緒ある建造物でした。 ■ 今回は、2012年にエパタ教会に赴任した亀岡牧師に、エパタ教会の創立からの歴史を交え、旧会堂について語っていただきます。 ■ 皆さま奮ってご参加下さい。 |
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◇開催日時 | 2014年7月4日(金)夜19時~21時 |
◇場 所 | 高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室 ・新宿区矢来町104 最寄り駅:東西線神楽坂駅 徒歩2分 都営大江戸線牛込神楽坂駅 徒歩10分 |
◇参加費 (支援金) |
活動への支援寄付金として 一般1000円。学生500円。 (※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。) |
◇主 催 | 神楽坂発まちづくり・すまいづくり NPO法人 「粋なまちづくり倶楽部」 |
◇共 催 | 神楽坂まちづくりの会 |
◇お問い合わせ | NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」塾事務局 ℡ 03-3260-6260 (東京都新宿区赤城元町3-5-202 山下馨建築アトリエ内/担当:山下 馨) ikimachi@syoutengai-web.net |
神楽坂まちづくり・住まいづくり塾 第142回 (140606)
第142回 神楽坂まちづくりすまいづくり塾 神楽坂よもやま話シリーズ 第109話 芸術座創立百一年 松井須磨子とその時代 語り手 : 木村 敦夫さん(東京芸術大学講師) 詳細PDF |
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■ 明治44年、新しい女たちの旗手として平塚雷鳥らによって雑誌『青踏』が発刊された。そこには「元始女性は太陽であった」というように高らかに女性の解放が謳われた。松井須磨子が舞台に立ったのはそういう時代であった。 ■ 今回は、昨秋「芸術座創立百年記念イベント」の企画・実践の中核を担われたチェーホフ研究家の木村敦夫さんに、時代の寵児だった松井須磨子や島村抱月、芸術座について、またその時代性について語っていただきます。 ■ 奮ってご参加下さい。 |
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◇開催日時 | 2014年6月6日(金)夜19時~21時 |
◇場 所 | 高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室 ・新宿区矢来町104 最寄り駅:東西線神楽坂駅 徒歩2分 都営大江戸線牛込神楽坂駅 徒歩10分 |
◇参加費 (支援金) |
活動への支援寄付金として 一般1000円。学生500円。 (※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。) |
◇主 催 | 神楽坂発まちづくり・すまいづくり NPO法人 「粋なまちづくり倶楽部」 |
◇共 催 | 神楽坂まちづくりの会 |
◇お問い合わせ | NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」塾事務局 ℡ 03-3260-6260 (東京都新宿区赤城元町3-5-202 山下馨建築アトリエ内/担当:山下 馨) ikimachi@syoutengai-web.net |
神楽坂 クエスト(140412)
神楽坂毘沙門寄席 第31回 「菊之丞の会」 レポート 2014/04/10
神楽坂毘沙門寄席 第31回「菊之丞の会」 2014/4/10
前座修行中とおでこに書いてありそうな生真面目青年、柳家小かじさん初登場。三三師匠のお弟子さんです。開口一番『道灌』で元気よく笑わせてくれました。また来て欲しいと思わせる体格の良いクリクリ坊主さんでした。
菊之丞師匠、縞の着物でにこやかに高座へ。「8億円借りてみたいですね~」と、いきなり社会風刺をチクリ。私たちの世界とは桁が違う金額がケータイメール1本で行ったり来たりって、信じられな?い。お馴染み『寝床』の面白さは、義太夫狂いの大店の旦那の表情変化のプロセスとでもいいましょうか。ウキウキと自分の義太夫の会を準備していたはずの顔から、誰も来たがらないことで怒り心頭へと一転。そこからまた機嫌を直し、相好をグズグズに崩していく様子の描写が見せどころ、聴かせどころでした。中央最前列で熱心に聴いていたかわいいお客さんがいたので、写真に入ってもらいました。「あすこはアタシの寝床なんでございます」と泣いた定吉どんは、このくらいの坊やだったんでしょうね。
今回もワインサービスのお仲入り。続いての二席目は三遊亭圓朝作『死神』です。六代目圓生師匠の代表ネタでしたね。会ったこともないはずですが、何となく死神さんの風貌が目に浮かび怖かったものです。演じる噺家さんと時代に合わせて、死神を追い払うおまじないの文句が変わります。「アジャラカモクレン○○○○、テケレッツノパー!」の○○部分には、この日は話題のリケジョの名前が入って、場内がドッと沸きました。こんな風に病気が治せたら最高ですよね。
桜も散って乾燥した好天が続いています。夜はまだまだ冷え込みます。公演のあとで一杯のお父さんたちもほどほどにご帰宅を。第6回「神楽坂落語まつり」は、6月28日(土)と7月6日(日)に開催されます。またどうぞお楽しみにお運びください。
神楽坂がん子
神楽坂毘沙門寄席 第30回 「菊之丞の会」 レポート 2013/12/05
神楽坂毘沙門寄席 第30回「菊之丞の会」 2013/12/5
前回に続いて登場の入船亭ゆう京さん、『たらちね』の開口一番です。「自らことの姓名は~」の言い立てが少し違った長めの型でしたが、よどみなく歯切れよく笑わせてくれました。この調子で二ツ目、真打へと駆け昇って欲しいですね。
菊之丞師匠、にこやかに高座へ。噺家さんの出とお辞儀の仕方にも各々違いがありますが、師匠は一瞬会場を見渡してからニッコリ笑顔で頭を下げます。世間話のようなマクラからお馴染みの一席『短命』へ。勘の鈍い植木職人と訳知り顔の大家さんとのチグハグなやりとりが笑わせます。終盤はパワフルなおかみさんの存在感が凄い!茶碗にご飯をよそうにもお櫃からそのままダイレクト。しゃもじなんざぁ要りません。強く生き抜く女はこれでなきゃと納得です。それで旦那さんも長命なら文句なしでしょう。
今回はワインや発泡酒、スピリッツのサービスも加わってのお仲入りでした。続いての二席目は『文七元結』。三遊亭圓朝師のこの名作人情噺は、お芝居でもよく上演されます。前に私も尾上菊五郎の長兵衛、菊之助の文七役を大いに楽しみました。次に是非観てみたいのは片岡秀太郎丈の吉原佐野槌の女将でしょうか。こんなキャスティングを勝手に考えたりするのも、落語を聴くときの自己流の楽しみ方にしています。博打で身を滅ぼしてしまった左官職人、親思いのけなげな娘、それを愛する後妻のおカミさん、大店の旦那と使用人…巧みに演じ分けられた様々な登場人物の中に、一人も悪人が登場しなかったことに後で気付かされます。
先月後半の小春日和から、今日まで好天が続いています。終演後のおじさんたちは今夜も居酒屋放浪ですか?次回の菊之丞の会は来年4月3日(木)。鬼が笑う間もなく月日は流れますが、どうぞまたお運びください。笑門来福…皆様にとって良い年が訪れますよう。
神楽坂がん子
神楽坂 まちづくり・住まいづくり塾 第135回 (131101)
第135回 神楽坂まちづくり・住まいづくり塾 /よもやま話シリーズ第102話
「須磨子を巡る男たち ~ 島村抱月・坪内逍遙・河竹繁俊・中山晋平・川村花菱」
語り手; 石川 利江 さん ( 長野市在住 )
会 場:高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室
■今年は神楽坂を拠点に近代演劇『芸術座』が誕生して100年目の年にあたります。
その芸術座の大スター松井須磨子ー周りの男たちはそれぞれの世界で多くの功績を
残す傑出した才を持っていました。それぞれの関わりや彼らが須磨子を語る言葉から、
須磨子の実像と虚像に迫ります。
■今回の語り手はかつて『松井須磨子 パッションー炎のごとく』(信州人物風土記1銀河
書房 昭和61年刊)を執筆された石川利江さんで、須磨子と同郷の長野市からお迎え
します。100年の時空を超えて、『須磨子の真実』を語っていただきます。
■どうか神楽坂周辺の多くの人々に聞いて頂きたいと考えています。ご期待ください。
記
◇開催日時 平成25年11月1日(金)夜19時~21時
◇場 所 高齢者福祉施設「神楽坂」1階 地域会議室 ・新宿区矢来町104
最寄り駅:東西線神楽坂駅 徒歩2分
都営大江戸線牛込神楽坂駅徒歩10分
◇参加費(支援金) 活動への支援寄付金として 一般1000円。学生500円。
(※寄付金は会場費、資料代、通信費の他、今後のNPO活動のための費用に充当させていただきます。)
◇主 催 神楽坂発まちづくり・すまいづくりNPO法人「粋なまちづくり倶楽部」
神楽坂毘沙門寄席 第29回 「菊之丞の会」 レポート 2013/09/12
神楽坂毘沙門寄席 第29回「菊之丞の会」 2013/9/12
入船亭ゆう京さんは扇遊師匠のお弟子さんです。携帯電話が鳴らないように注意をうながすのも、今や前座さんの仕事となりました。よどみない話しぶりの『嘘つき弥次郎』で笑わせてくれました。先が楽しみな若い芸人さんがまた一人増えて嬉しく思います。
菊之丞師匠、縞の着物でにこやかに登場。お馴染みお酒呑みの一席は『親子酒』です。呑兵衛にとって酒を断つというのはなかなか辛いことのよう。禁酒の約束はしたものの、手持無沙汰でついつい酒に向かってしまう大旦那と、おかみさんとのやり取りが聴かせ処です。禁を破って久々に飲んだ酒が身体に滲み込む様子を、「お腹の中で、あら久しぶり。お婆さんによろしくって言ってるよ」なんてあたりは、可愛い冗談で許せてしまいます。
サービスのワインの香り漂うお仲入り後、菊之丞師の二席目は左甚五郎が主人公の『ねずみ』です。落語の名工物語はもともと講談で演じられたものが多いと聞きますが、これは浪曲ネタとのこと。どれもスジ立てが分かりやすくスッキリしていて、聴く人を楽しませてくれます。日本人なら誰もがそう感じますよね。木彫りの福ねずみによって、仙台城下の落ちぶれた旅籠が繁盛宿屋に変わっていく展開が嬉しく、名人甚五郎作のねずみから見ると、虎もネコになってしまうというサゲは痛快です。
次回の菊之丞の会は12月5日(木)。もう師走なんですね。記録的な猛暑日が続いた異常気象の中、皆様よく乗り越えられました。まだ少し残る蒸し暑さがなくなれば、待望の秋到来、忠臣蔵の季節へと続きます。本当に「待ちかねたぁ」です。
神楽坂がん子